2010年12月29日水曜日

HPの直販サイトでdv7(2010冬モデル)が取扱終了。

今日何気にHPの直販サイトを眺めていたらdv7(2010年冬モデル)が取扱い終了になっていた。
新モデルが出るのかそれとも......なのか。
現行モデルはキーボードがいまいちなのと、PCIエクスプレスカードスロットが廃止になってるのが難点だったのだが、今後どうなることやら。

2010年12月28日火曜日

VirtualBox等の仮想環境稼動ホストOS

VirtualBox等の仮想環境を動かしていると、軸足をゲストOS側に置くようになった時点でホストOSは長期に渡って安定して動作していれば良いことになる。
となれば敢えてライフサイクルの短いディストリビューションを使う必要は無くなる。

という論点からしたらホストOSの候補から、Fedoraは真っ先に外れる。
openSUSEにしても比較的長いが、CentOS等のエンタープライズ向けのものにはかなわない。
しかも特長の一つであるYaSTも残念ながら私の使っている環境では活躍の場を失いつつある。
かと言ってSLESとなれば相応のコストがかかる。
となると.....CentOSが有力候補となってくるのである。

VIrtualBox 3.2.12

VirtualBox 4.0との組み合わせが不調なためVirtualBoxは3.2.12をそのまま継続使用している。
ノートPCのメモリを8GBまで増やした関係でゲスト環境は大幅に自由度が増した。
ゲストOSそれぞれに512MB割り当てで4つ起動しても余裕がある。

そういえばメモリも交換してたのだった。

ふとノートPCのメモリについても書いてなかったのでここで書く。

dv7の標準では2GBのメインメモリなのだが、思い切って4GBx2の合計8GBに交換した。
新しいメモリのスペックはPC3-10600(DDR3-1333)のものだ。
標準のスペックから行けばPC3-8500(DDR3-1066)で十分なはずだが、同じ値段だったし、動けば良いという事で試しに?買ってみた。

ギガビットハブを交換

ギガビットハブが不調の(不定期に電源切れる)ため、新しいハブに交換。
まあACアダプタだからこそ出る問題(コネクタが緩い)の様だった。
新しいのは電源内蔵タイプ。
問題のハブを買うまではずーっと電源内蔵タイプを愛用していたので、こちらの方が自分的にはしっくりくる。
元々のはコレガのCG-SW05GTPLX。
新しいのはBUFFALOのLSW3-GT-5NS/BK。

VirtualBox 4.0来た.....

ビルドサービスおよび公式ダウンロードページにVirtualBox 4.0がきました。
早速入れました。ゲスト起動。早速フリーズ。

2010年12月18日土曜日

openSUSE 11.1のEOLまで後、半月となりました。

使い勝手の良かったopenSUSE 11.1のEOLまで後、半月となりました。

2010年11月20日土曜日

openSUSE 11.1のEOLがあと一ヶ月少々後に

openSUSE 11.1のEOLまで後一ヶ月少々となった。
それまでVirtualBox上のopenSUSE 11.1環境を残しておいても良いかなと思っていたのだが、思い切ってばっさりと消すことにした。
それに伴い、個人的評価では落第点のopenSUSE 11.2も抹消することにした。
これにより、自宅ファイルサーバ上のopenSUSEリポジトリも大幅にコンパクト化されること、ダウンロードに必要な時間も大幅に短縮されるはずである。
これで主力はopenSUSEのはずなのに一番冷遇されているという状況になってしまった。
というのも、VirtualBoxのゲスト環境では、他のディストリは全てEOLまで保存されているからだ。

もう一個の問題とは

もう一個の問題とは、ファイアーウォールだった。

現状のopenSUSE 11.3だと本来であれば、開けるポートの記述は
/etc/sysconfig/SuSEfirewall2ファイルに書くのではなく、
/etc/sysconfig/SuSEfirewall2.d/services内にファイルを用意した上で、その用意したファイルを
/etc/sysconfig/SuSEfirewall2ファイル内で指定するという間接的な方法になっているはずなのです。

ただ手持ちの環境だとこの方法ではポートが正しく開かれず、やむを得ず
/etc/sysconfig/SuSEfirewall2ファイルに従来どおりの方法で書くことで何とか対応出来た。

NIS環境セットアップしたはいいが、NISマスタサーバとNISスレーブサーバ間でまったく通信できず、NIS回りのセットアップをしくじったかとあれこれ悩んだのだが、原因はこれだった。

ノートPC本体の内蔵無線LANの設定がダメだと思ったら.....

dv7の内蔵HDDにインストールされていたopenSUSE 11.3が一旦消され、Windows 7 Home Premiumになっていたのだが、今日再びopenSUSE 11.3をクリーンインストールした。
しかし、インストール終わってアップデートしようと、自宅ファイルサーバを指定してアップデートを掛けたのだが、なぜか有線LAN環境にアクセスできない。
当初ノートPCの無線LANを疑ったのだが、ルータ及び外部へアクセス出来ることに気づいた。
自宅ファイルサーバ回りのネットワークがおかしくなっていると思い、よーく見ると某社製のギガビットハブの電源は入っているが、各ポートのLEDランプがまったく点いていない。
仕方ないので各ポートに刺さっているケーブルコネクタを何度か揺さぶってみると無事に点灯。
接触不良を起こしていた様だった。
そしたら治ったのだが、実はもう一個問題があった。それについては次回。

ブログがすっかり放置されてました

Twitterであれこれ書いてるとブログに書くネタが尽きてしまうようだ。
お陰でこのブログもすっかり忘れ去られた様に放置状態となっている。

2010年8月25日水曜日

dv7にてマルチディスプレイできた

dv7のHDMIポート経由で三菱電機製RDT232WXとマルチディスプレイできた。
sax2が無いので、xorg.confを生成する場合、nvidia-xconfigを実行する。
ということと、nvidia-settingsでそれぞれのモニタのセットアップが必要。
xineramaモードを指定しないと一つのデスクトップとして使えないので要注意。

2010年8月19日木曜日

Atomマシンが停止してたわけ

Atomマシンのモニタが死んでAtomマシンの起動状態が掴めずにいたのだが、新たなモニタを接続したところ、/boot(ext4)のfsckで停止(rootアカウントのパスワード要求)していたのだった。
/bootがxfsやreiserfsだったら多分停止してなかったのではないかと思う。

Atomマシンのモニタを更新

Atomマシンのモニタがお亡くなりになったので、三菱電機のRDT232WX(ノングレア)を入手。
ちなみにこいつはアナログRGB、DVI-D、HDMIx2という接続が可能なので、

現時点ではAtomマシンはアナログRGB接続だが、HDMIケーブル入手次第、
Atom->HDMI、dv7->HDMI、dv2705->アナログRGB
が最終形態になる予定。
(DVI-Dは空き)

Atomマシンのモニタがお亡くなりになったようだ

Atomマシンに繋いでたモニタがどうもお亡くなりになった様だ。
電源は入ってるんだが、画面上の表示がまったくされない。
また、Atomマシンもシングルユーザモードに突入しているらしくネットワークが死んでる。
ssh等で入ろうにも入れない.....。

KVMを試してみた

openSUSE 11.3ではKVMのパッケージも用意されている。
インストールして試用してみた。
openSUSE 11.1からopenSUSE 11.3まで32bit版と64bit版全てインストールできた。

2010年8月1日日曜日

USB接続の外付けタッチパッド

エレコムのTK-TCT005BKというUSB接続の外付けタッチパッドを使用している。
dv2705ではあまり気にならなかったのだが、dv7の標準タッチパッドでは反応が良すぎて、タッチパッド上に手のひらがかかっていると反応してしまうからだ。

設定に関してはKDE4のシステム設定により、外付けのUSBタッチパッドが接続されている時のみ、標準装備のタッチパッドが無効になるようにしている。
残念ながら、この設定はsyndaemonと共存できない(syndaemonが優先されてしまう)ので、この設定を使うときにはsyndaemonは使わない様にしないといけない。

YaST(YaST2)で使用するリポジトリ

今までビルドサービスのリポジトリやら沢山追加した上で使用していたのだが、openSUSE 11.3からはできるだけシンプルにしていこうと思う。
まずはPackman、VideoLanのみで行く。

その上でVirtualBox上のゲストとしてインストールされているopenSUSE 11.3環境であれこれリポジトリを追加して使用する形態に移行する。

MFC-695CDN

弟が複合機を買ってきたのでWindows 7だけでなくopenSUSE 11.3でも試してみた。
ターゲットはブラザー工業のMFC-695CDNだ。
ブラザー配布のドライバにより、スキャナはxsaneから使用できたが、印刷の方が芳しくない。
途中でNo Pages Foundとなる様だ。
後でVirtualBox上のopenSUSE 11.1環境から試してみたいと思う(動作確認済みディストリビューションとしてopenSUSE 11.1も含まれているので)

openSUSE 11.3

openSUSE 11.3に移行して半月が経つ。
openSUSE 11.2はリリース後しばらく使うことも無く、openSUSE 11.3リリース二ヶ月ほど前からノートPCの制約から運用したに過ぎない。
openSUSE 11.2と比べると出来が良く、これなら使おうという気分になる。

2010年5月23日日曜日

openSUSE 11.0のEOLに向けて

openSUSE 11.0のEOLが6月末なので、VirtualBox上の同環境と、ローカルのリポジトリ(パッケージ)の取扱いをどうするか思案中。
どのみち6月末でEOLなんだからそこまで持たせるという考え方もあるが、早々にリタイヤさせてしまうのも良いかなと。
リタイヤさせてしまえば11.0環境関連のファイルを取っておく必要も無くなり、時間的な負担も少なくなるのだが....。

VirtualBox 3.2

VirtualBox 3.2(OSE版)がopenSUSEのビルドサービスに用意されていたので、
dv7上のopenSUSE 11.2環境にインストールしてみた。

openSUSE 11.2 on openSUSE 11.2もゲスト起動時のゲスト側のカーネルトラップ生じず。

ちなみに非OSE版もダウンロードしてあるのだが、リポジトリの事を考えるとOSE版の方が良さそう。

2010年5月9日日曜日

新しいノートPCに移行してみて....(その3)

dv7のギガビットNICについて気にしてなかったのが、lspciコマンドで調べてみたら(なんと/やっぱり)蟹さんだった.....。

dv7のUSB/eSATAポートにeSATA HDDを接続してみた

dv7にはUSBとeSATA兼用ポートが存在する。
ここにdv2705でも使っていた某社のニコイチeSATAケースを、eSATAケーブルで繋いでみた。
SiI3132なPCI-Expressカードでは100MB/Secで頭打ちだったストライピングモードでも、本体側のeSATAポートに接続することで140MB/Secまで向上した。

新しいノートPCに移行してみて....(その2)

dv7でopenSUSE 11.2環境を再構築しているのだが、CPUパワーに余裕があるためか、各種作業でもかなり余裕を感じる。(KDE 3環境なのでなおさらだけども)
VirtualBox等で以前のdv2705だとちょっと苦しい(余裕が無い)感じだったのだが、それも無い。

コアが4つでHTにより都合8つのCPUが有る事になるのだが、かなりの頻度で遊んでいるコアが存在する(CPU負荷が一桁台)。
負荷の分散が今ひとつという事でもあると思うのだが、稼働中のコアを有効的に使うという事からすると、特定のコアに処理を集中するということも有りなのかなという気がする。

新しいノートPCに移行してみて....

HPのdv7を使い始めてちょっと気になったことが一つ。

キーボードの配置とキートップの大きさが微妙。

テンキーがついた関係だと思うのだけれど、カーソル移動キーが異様に小さい。
他のキーの半分ほどの大きさしかない。指先が太い人はちょっと大変かもしれない。
また、スペースキーの左右に並んでいる各種キーもALT、Windows関連キー、Fnキー、右CTRLキー等も幅が狭くなっており、ブラインドタッチしてると隣のキーと同時押しもしくは、押し間違いしてしまいがち。

慣れればOKだとは思うのだが、他のPCのキーボードと行き来する時ちょっと大変かもしれない。

2010年5月8日土曜日

メインマシンを更新

メインで使用しているHPのdv2705を、同じくHPのdv7に更新。
今回はHPの直販サイトではなく、PCショップの店頭で購入した。
i7 720QM、メモリは2GB、HDDは320GBの1ドライブ、光学ドライブはBlu-rayである。
(直販サイトであれば、i7 820QM、 500GBx2もしくはSSD+HDDという選択肢も....)
快適さを求めるなら、直販サイトでハイスペックな組み合わせのものを目指しても良いのだが、これから暑くなるためあまり無茶をしたくない(冒険したくない)という気持ちもあってあえてこの仕様のものにした。

HDDは個人的にあんまり好きではない某社製のものかと思っていたのだが、lsscsiコマンドの出力を見る限りH社のものが入っている様なのでちょっと嬉しかった。

2010年4月26日月曜日

microSDカードやSDカード

openSUSEの各種設定情報及び、ユーザアカウント内の各種ファイル等をバックアップする目的で
microSDカードやSDカードを幾つか購入している。

で、これらのカードを見るとパソコンを使い始めた頃と比べ隔世の感がある。
一番最初の頃はカセットレコーダ使ってカセットテープだったし、
8インチFD、5インチFD、3.5インチFD、5インチMO、3.5インチMO、CMT、8mmDAT、CD、DVD....。
どれもがmicroSD、SDに比べ大きく、重かったし、記録密度の面でも低い。

openSUSE 11.2のインストーラとpulseaudio

openSUSE 11.2のインストーラでは、pulseaudioはデフォルトだと無効になっている。
インストーラからpulseaudioを有効にできるのだが、あくまでもインストーラからpulseaudioの設定が有効にされるだけでpulseaudio自体はインストールされない。
別途pulseaudioをインストールする必要がある。

openSUSEの初心者向けの機能追加は有用か?

openSUSEのインストーラ(YaST、YaST2)にて様々な初心者向けと思われる機能追加があるが、本当に有用なのかとこの頃思う事がある。

  1. パーティショニング時の熟練者(エキスパート)向けメニューの紙芝居化
  2. パッケージマネージャのフェイルセーフ機能
1.についてはSUSE LINUX、SuSE Linux時代のパーティショニングメニューでは一つの画面で一つのパーティションに関する設定を完了できた。
openSUSEになってからこれを複数の画面に分けてしまっており、一つのパーティションの設定を完了するまで複数の画面を渡り歩く必要がある。
通常のパーティションだけならまだ話は簡単であるが、LVM、RAIDに関して設定を行おうとした場合に、どこから設定してよいのか本当に判るのだろうか。

2.についてはopenSUSE 11.2で、YaST2のパッケージマネージャ(ソフトウェア管理)にてシステム以外のリポジトリを表示させた時にパッケージリスト上部に表示される
「Switch system packages to the versions in this repository」のメッセージの事です。

パッケージマネージャには以前からリポジトリの優先度というものが存在していたが、フェイルセーフ機能により複雑な状況になる。

このメッセージが表示されている状態だと、
そのリポジトリ及びシステム(OSS、Non-OSS)リポジトリと重複するパッケージを、当該リポジトリから選んでインストールしたとしても、インストールされるのは(OSS、Non-OSSリポジトリにあるパッケージとなる。
どんなにシステム(OSS、Non-OSS)リポジトリの優先度が低くても。

これを解消するには件のメッセージ上にマウスカーソルを合わせ、マウスの左ボタンをクリックし、
「Cancel switching system packages to versions in repository xxxx」
に切り替えてからインストールする必要がある。

で、メッセージ文を読んでいれば判るのだが、この設定はリポジトリ毎に行う必要があり、

例えば
repo_1とrepo_2というリポジトリが有ったとして、repo_1の方のみ切り替えた場合、依存関係でrepo_2の方に存在するパッケージがインストールされる状況となった場合、重複するパッケージがOSS、Non-OSSリポジトリに存在すると、どんなにrepo_2の優先度が高くても、インストールされるのはOSS、Non-OSSに存在するパッケージである。
repo_2に関しても同様な操作をしてからである。

言い換えると、沢山リポジトリを登録している場合、その都度全部のリポジトリに関してフェイルセーフ機能を解除した上でパッケージをインストールする必要が有る。

しかも

このメッセージはリポジトリ毎に出る、
リポジトリを切り替えても一旦表示させたリポジトリのメッセージはきっちり残る

形となるためリポジトリの登録数が多い場合、パッケージマネージャのパッケージリスト表示部分がフェイルセーフ機能のメッセージ表示で圧迫されることになる。

で、以前のパッケージマネージャだとパッケージのインストール後も続けて別のパッケージを選択、インストール出来たのだが、現行のパッケージマネージャだとそういう作りになっていない。
選択したパッケージをインストール完了するとパッケージマネージャがその都度終了する構造になっている。
なので、パッケージのインストールを一回で行わない様な場合、
パッケージマネージャの起動を複数回数行うわけであるが、フェイルセーフ機能の解除もパッケージマネージャ起動の度に行う必要がある。

果たしてこんな状況で正しくパッケージをインストールできるのだろうか。

2010年4月25日日曜日

依存関係でインストールされないようにパッケージロック

依存関係でインストールされるが、本来なら入れたくないパッケージがいくつかあるので

# zypper al xxxxx

(xxxxxはパッケージ名)

でパッケージのロックを生成。
ちなみに登録したのは

skim
scim
beagle
vlgothic(M17Nリポジトリに存在)
evolution

の五つのパッケージ。
skim、scimについてはuimしか使わないので。
beagleについてはデスクトップ検索使わないし、余計なHDDアクセスが生じない様にするため。
vlgothicについては、日本語フォントとしてIPAフォントしか使わないので。
evolutionについてはMozillaThunderbirdをメイラーとして使っているため。
(GNOME関連パッケージをインストールすると必ずインストールされるevolution-data-serverとの絡みで不用意にevolutionがインストールされない様にするため)

# zypper ll

でパッケージのロックリストを見ることができる。

2010年4月23日金曜日

イー・モバイルとopenSUSE

イー・モバイルをopenSUSEで使う場合、wvdialとかkppp等の手段がある。
単独の場合(PCが一台のみ)ならこれらの方法でも良いのだが、
複数のPCがある場合には、データカードを挿して使うWi-Fiルータ導入を検討しても良いと思う。

私も実際その手のルータにデータカードを挿して(I社の製品+D22HW)使っているが、
OSの再インストール時とかでもネットワークは稼働したままであるし、ネットワーク接続情報もルータ側で持っているため逐一、ネットワーク再セットアップする必要が無かったりと重宝している。

ただ、イー・モバイル データカードの制限か、ルータの制限かはっきりしないのだが、複数PCでの接続時に計算(論理)値以上にネットワークのスループットが低下するという問題を抱えており、今後原因追及なり、回避策を検討する必要がある。

SquidとNIS

Squidをインストールする際にNISが有効になっていて、NISのpasswdマップにSquidユーザアカウントが既に登録されている場合、
NISクライアントPCでSquidをインストールしても、既にSquidユーザアカウントのエントリがあると判断されるため、NISクライアント側のパスワードファイルにSquidユーザアカウントは追加されない。

NISが稼働中は何ら問題は無いが、実はNISクライアントPCの停止時に問題が出る場合がある(openSUSE 11.2の場合だが)。
というのも、NISが停止されてからSquidが停止される様になっているため、Squidを停止しようとした時に、Squidユーザアカウントは存在せずSquidが異常終了してしまうのだ。

回避方法としては

Squidのインストールを、NISクライアントPCのOSインストール時に同時にやってしまう(NISがセットアップされる前にSquidのパッケージがインストールされることになるので/etc/passwdにSquidユーザアカウントが登録される)



NISクライアントPC側で一旦

# /etc/init.d/ypbind stop

とypbindを止めてからSquidをインストールし、インストール完了後、

# /etc/init.d/ypbind start

という手順が考えられる。
(YaST等からNISのpasswdマップを基にしてユーザアカウントを追加するという方法も有るが)

VirtualboxのグループIDとNIS

VirtualBoxの使用ユーザを限定するためvboxusersというグループIDを用いるのだが、openSUSEのユーザアカウント管理方法(パッケージ組込時のユーザアカウント追加方法)ではvboxusersというグループID番号は固定とならず、可変である。
このためNISサーバとクライアントではvboxusersグループID番号がずれている場合が有る。
(一致する可能性の方が低い)

クライアント側の/etc/groupファイルから、

NIS上のvboxusersグループID番号と一致するグループIDエントリを削除、
vboxusersグループIDエントリそのものを削除

する必要が有る。
これによりNISのgroupマップ上の、vboxusersグループIDが有効になる。

2010年4月19日月曜日

openSUSEのリポジトリのコピー

リアル環境、仮想環境で複数のバージョンかつ複数アーキテクチャのopenSUSEが稼動しているが、外部との接続回線が細いため、openSUSEのパッケージを自宅NFSサーバにコピーして使っている。

必要なHDDの容量はおおよそ以下のとおり。

distribution(ISOイメージ無し)

openSUSE 11.0.....17GB
openSUSE 11.1.....14GB
openSUSE 11.2......14GB

update

openSUSE 11.0.....27GB
openSUSE 11.1.....24GB
openSUSE 11.2.....13GB

2010年4月18日日曜日

openSUSE 11.3 Milestone5

openSUSE 11.3リリースに向けMilestoneが順次公開されているのだが、openSUSE 11.2で懲りた?せいか試しにインストールしてみようとかという気が全く起きない。
まあ過去の経験から行くとMilestoneやRCで高評価の場合、GMで散々な場合が多いのだが.....。

それにしても、openSUSEのビルドサービスでビルドされているVirtualBox OSEでは、ゲストOSとしてインストールしたopenSUSE 11.2と相性が悪いってのはどうしたものだろうか。
他のFedoraやMomonga、Vine等は問題無いのだけれど.....。

earlyxdmとNIS

openSUSE 11.1環境でearlyxdmが有効になっていると、ネットワーク関連が立ち上がる前にkdm or gdmが起動される。
このため、NIS等を使っているとユーザアカウントが全く表示されないという事が起きる。
earlyxdmをchkconfigコマンドでoffにすることで、kdm or gdmの表示タイミング自体は遅くなってしまうが、アカウント情報がきちっと表示されるので、これで良しとしよう。

次期デスクトップ環境

次期デスクトップ環境としてKDE4を考えていて、
現在稼働中のopenSUSE 11.1上でKDE4.3.5を使ってみたのだが、
パフォーマンスがあまりにも良くない。
KDE3.xと比べる事自体が間違いなのかもしれないが、鈍重で我慢できない。

さて困った....。
openSUSE 11.2はスキップしたし、openSUSE 11.3でのデスクトップ環境はどうしようか....。
最悪GUI無し?でGUI関連は他のOSに任せる恰好になるかも。

SiI3132がボトルネックに....

ノートPC HP dv2705にてopenSUSE 11.1をSiI3132搭載Expressカード経由の外付け eSATAケース(ケース内でHDD2台接続)で使用しているのだが、ストライピングモードだとSiI3132ドライバの制限(ATA 100と同等)となり100MB/Secで頭打ちとなる。
なので敢えてストライピングモードにせず、ポートマルチプライヤでアクセスしても変わらない。